大腸カメラの「品質レポート」を毎月公開します
当院は、内視鏡の“質”を患者さんに分かりやすくお伝えするため、大腸カメラの「品質レポート」の公開を開始しました。以後、毎月更新します。
公開する内容
標準的な9つの指標を、専門知識がなくても読みやすい形で提示します。
- 検出:ADR(腺腫発見率)/SSLDR(鋸歯状病変検出率)/APC(1件あたり腺腫数)
- 観察・技術:CIR(盲腸到達率)/撤退時間(≥6分)/前処置適正
- 適正・安全:NNPR(非腫瘍性切除率)/後出血(7日以内)/鎮静関連有害事象
表示のしかた
- 分母A:当院で実施した全ての大腸カメラ
- 分母B:平均リスクのスクリーニング(FIT陽性を除く・一定年齢以上)
- 前処置の判定:二択(適切/不適切)で表示。適切=BBPS合計≥6 かつ各セグメント≥2に相当する客観基準を採用しています。
- 安全性:公開は「検査後7日以内」の指標で集計し、院内では原則「14日」まで確認しています。
個人情報は一切含まず、算出方法や定義も明記しています。透明性のある情報公開を通じて、患者さんに安心して検査を受けていただける環境づくりを進めてまいります。
▶ 品質ダッシュボード(最新)
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