大腸カメラ 品質レポート(2025年9月)
- ADR 75.0%(B):平均リスク群でも高い検出
- 撤退時間 ≥6分 100%・前処置適正 100%(A)
- CIR 94.7%(A):未到達1件の要因を院内レビュー済み
- 安全性:後出血(7日以内)0件/鎮静関連(当日〜24時間)0件
がんの“もと”をどれだけ見つけられているか。
見つけにくい鋸歯状病変を拾えているか。
1回の検査で見つけた腺腫の“量”。
腸のいちばん奥まで観察できた割合。
異常がなくても最低6分かけて観察できているか。
※次月以降は原則「陰性・生検なし」を分母とした評価に統一。
当院の判定は二択(適切/不適切)。
適切=BBPS合計≥6 かつ各セグメント≥2に相当/不適切=いずれかのセグメントが2未満、または5mm超の病変検出に支障ありと判断した場合。
“切らなくてよいもの”をどれだけ減らせているか。
止血などの処置や輸血を要した出血。
酸素投与・拮抗薬投与・バッグ換気以上を要した事象。
■ 分母の定義:
分母A(全例)=当院で施行した全ての大腸カメラ。/ 分母B(平均リスク)=45歳以上かつスクリーニング目的で、FIT陽性ではない症例。
■ 前処置の二択判定:
適切=BBPS合計≥6 かつ各セグメント≥2(Adequate)。
不適切=いずれかのセグメントが2未満、または5mm超の病変検出に支障ありと判断した場合。
不適切時は、臨床状況に応じて原則1年以内の再検査をご提案します。
■ 安全の追跡期間:外向け集計は7日以内。院内では14日(症例により30日)まで確認しています。
■ 期間:2025年9月(単月)。以降、直近12か月ローリングも併記予定。
