大腸カメラ
大腸カメラ検査とは
肛門から内視鏡を挿入し、大腸全体を直接観察する検査です。ポリープやがん、炎症などを早期に発見でき、必要に応じてその場でポリープ切除も行います。下痢や便秘などの症状が続く場合や、便潜血検査で陽性となった場合には特に重要な検査です。
当院では、より鮮明な画像で観察できる FUJIFILM製 最新内視鏡システム「ELUXEO 8000」 を全検査室に導入しています。
当院の大腸カメラ“5つの特徴”
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CO₂送気でお腹の張りを軽減
空気よりも吸収が早いため、検査後の不快感が少ない -
鎮静剤でリラックス検査
眠ったままの状態で、苦痛や羞恥心を感じにくい -
自宅・院内どちらでも前処置可
ライフスタイルに合わせて選択可能 -
AI搭載
最新のテクノロジーで見逃しを防ぐ -
丁寧で迅速なポリープ切除
安全性を重視し、出血リスクの低い方法で対応
検査の流れ
現在、準備中です。
よくある症状と適応
以下のような症状や状況がある方に、大腸カメラ検査をおすすめします:
- 便潜血陽性と健診で言われた
- 最近、下痢や便秘が続いている
- 血便や粘液便が出る
- お腹が張る、ガスがたまる感じがある
- 大腸ポリープの切除歴がある
- 家族に大腸がんの方がいる
- 過去に炎症性腸疾患(IBD)を指摘された
費用の目安
作成中です。
検査後の注意点
1.飲食の再開について
→前処置の影響がなくなれば、検査後すぐに食事が可能です。
2.鎮静剤を使用した方へ
→ 鎮静剤の影響で、検査後もしばらく眠気や判断力の低下が続くことがあります。当日の車・バイク・自転車の運転は禁止しています。公共交通機関やご家族の送迎をご利用ください。
3.生検、ポリープ切除を行った方へ
→ 長時間の入浴や激しい運動は避けてください。シャワー程度であれば問題ありません。体調に不安がある場合は無理をせず、早めに休みましょう。
※生検、ポリープ切除をしていない場合は、通常通りの生活に戻っていただいて構いません。
FAQ
前処置薬はどこで飲むのですか?
当院ではご自宅・院内どちらでも選べます。生活スタイルに応じてお選びください。
検査中に痛みはありますか?
鎮静剤を使用することで、ほとんどの方が「気づいたら終わっていた」と感じるほど、痛みや不快感を抑えた検査が可能です。ただし、腹部の手術歴がある方ではお腹に痛みを感じることがあります。その際は無理をせず、状況に応じて適切に対応いたしますのでご安心ください。
ポリープが見つかったらすぐに切除できますか?
基本的にはその場で日帰り切除が可能です。ただし大きさや形状によっては後日入院対応施設をご紹介します。
女性ですが、恥ずかしさが心配です。
当院では、できる限り羞恥心を軽減できる環境を整えています。現在、医師は院長(男性)のみですが、看護師・検査介助・リカバリールーム担当など周囲のスタッフはすべて女性です。検査中は女性スタッフが必ず同席し、声かけや体位調整を行いますのでご安心ください。