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大腸カメラ

大腸カメラ検査とは

肛門から内視鏡を挿入し、大腸全体を直接観察する検査です。ポリープやがん、炎症などを早期に発見でき、必要に応じてその場でポリープ切除も行います。下痢や便秘などの症状が続く場合や、便潜血検査で陽性となった場合には特に重要な検査です。

当院では、より鮮明な画像で観察できる FUJIFILM製 最新内視鏡システム「ELUXEO 8000」 を全検査室に導入しています。

 

NEW! 検査プランを追加しました

外来なし・院内前処置で1日完結の「スマート大腸カメラ」、同日ダブル検査にも対応。

※予約は2日前まで。前日は食事指示、当日は絶食です。

更新:2025年9月

当院の大腸カメラ“5つの特徴”

  1. CO₂送気でお腹の張りを軽減
    空気よりも吸収が早いため、検査後の不快感が少ない
  2. 鎮静剤でリラックス検査
    眠ったままの状態で、苦痛や羞恥心を感じにくい
  3. 自宅・院内どちらでも前処置可
    ライフスタイルに合わせて選択可能
  4. AI搭載
    最新のテクノロジーで見逃しを防ぐ
  5. 丁寧で迅速なポリープ切除
    安全性を重視し、出血リスクの低い方法で対応

内視鏡の“質”を公開しています。

当院は大腸カメラの品質を、標準的な9指標(検出・観察・適正・安全)で毎月開示し、算出方法や定義も明記しています。

▶ 品質ダッシュボード(最新)    ▶ アーカイブ一覧

よくある症状と適応

以下のような症状や状況がある方に、大腸カメラ検査をおすすめします:

  • 便潜血陽性と健診で言われた
  • 最近、下痢や便秘が続いている
  • 血便や粘液便が出る
  • お腹が張る、ガスがたまる感じがある
  • 大腸ポリープの切除歴がある
  • 家族に大腸がんの方がいる
  • 過去に炎症性腸疾患(IBD)を指摘された

検査の流れ(大腸カメラ)

  1. 前日〜当日の準備

    食事:前日は消化のよい食事を少なめにお取りください。当日は絶食でお越しください。
    水・お茶など透明な飲み物は2時間前まで可能です。

    前処置(下剤):自宅または院内のいずれかをお選びいただけます。飲み方・量はお渡しする説明書に沿ってお進めください。

    お薬:血をさらさらにする薬(抗血栓薬)や糖尿病薬などは事前に医師へご相談ください。

    服装:検査着にお着替えいただきます。脱ぎ着しやすい服装でお越しください。

  2. 来院〜前処置

    受付後、体調と前処置の進み具合(便の状態)を確認いたします。
    院内前処置の方は、専用スペースで下剤を内服していただきます(各席にコンセントを備えております)。
    自宅前処置の方で洗浄が不十分な場合は、追加の下剤などをご案内することがあります。

    鎮静をご希望の場合は点滴を準備し、更衣後に検査室へご案内いたします。

  3. 検査(観察〜必要に応じ処置)

    ご希望に応じて鎮静剤を静脈から投与し、リラックスした状態で開始いたします。
    スコープを肛門から挿入し、CO₂送気でお腹の張りを抑えながら大腸全体を観察いたします。
    所要時間は20〜30分が目安です(ポリープ切除を行う場合は延長することがあります)。
    ポリープが見つかった場合はその場で切除いたします。

  4. 検査後

    鎮静なし:お着替え後、結果説明を受けていただきます。
    鎮静あり:リカバリースペースでしばらくお休みいただきます。当日の車・バイク・自転車の運転はできません。

    結果説明:当日、画像をお示ししながらご説明いたします。病理結果は約1週間後にお伝えいたします。

  5. 所要時間の目安(来院〜ご帰宅)

    自宅前処置:鎮静なし 60〜90分/鎮静あり 90〜120分(回復時間を含みます)。
    院内前処置:上記に前処置 2〜3時間が加わります。

不安やご希望(鎮静の有無・前処置方法など)は、どうぞ遠慮なくお伝えください。
準備や休薬について迷われる場合も、事前にご相談いただけますと安心です。

費用の目安

項目 概算(3割負担) 備考
大腸カメラ(観察のみ) 約6,000円前後  
大腸カメラ+ポリープ切除(病理検査込み) 20,000〜30,000円程度 ※切除する個数・サイズによって増減します。

検査後の注意点

1.飲食の再開について
→前処置の影響がなくなれば、検査後すぐに食事が可能です。

2.鎮静剤を使用した方へ
 → 鎮静剤の影響で、検査後もしばらく眠気や判断力の低下が続くことがあります。当日の車・バイク・自転車の運転は禁止しています。公共交通機関やご家族の送迎をご利用ください。

3.生検、ポリープ切除を行った方へ
 → 長時間の入浴や激しい運動は避けてください。シャワー程度であれば問題ありません。体調に不安がある場合は無理をせず、早めに休みましょう。
※生検、ポリープ切除をしていない場合は、通常通りの生活に戻っていただいて構いません。

FAQ

前処置薬はどこで飲むのですか?

当院ではご自宅・院内どちらでも選べます。生活スタイルに応じてお選びください。

検査中に痛みはありますか?

鎮静剤を使用することで、ほとんどの方が「気づいたら終わっていた」と感じるほど、痛みや不快感を抑えた検査が可能です。ただし、腹部の手術歴がある方ではお腹に痛みを感じることがあります。その際は無理をせず、状況に応じて適切に対応いたしますのでご安心ください。

ポリープが見つかったらすぐに切除できますか?

基本的にはその場で日帰り切除が可能です。ただし大きさや形状によっては後日入院対応施設をご紹介します。

女性ですが、恥ずかしさが心配です。

当院では、できる限り羞恥心を軽減できる環境を整えています。現在、医師は院長(男性)のみですが、看護師・検査介助・リカバリールーム担当など周囲のスタッフはすべて女性です。検査中は女性スタッフが必ず同席し、声かけや体位調整を行いますのでご安心ください。

 

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外来なし・院内前処置で1日完結の「スマート大腸カメラ」、同日ダブル検査にも対応。

※予約は2日前まで。前日は食事指示、当日は絶食です。

更新:2025年9月

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