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胃カメラ

胃カメラ検査とは

鼻または口から入れて食道・胃・十二指腸を直接見る検査です。がんや潰瘍、ポリープ、逆流性食道炎などを詳しく調べられます。必要に応じてその場でごく小さな組織を取り、詳しい検査(生検)も可能です。痛みや不安を抑えながら、胃の健康状態を正確に把握できる方法です。

当院では、より鮮明な画像で観察できる FUJIFILM製 最新内視鏡システム「ELUXEO 8000」 を全検査室に導入しています。

 

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※詳細・条件はリンク先をご確認ください。

更新:2025年9月

当院の胃カメラ“4つの特徴”

  1. 細径スコープ(直径5.8mm)
    鼻から・口から どちらにも対応
  2. 鎮静剤で苦痛軽減
    眠っている間に検査を終え、専用のリカバリールームへ
  3. AI搭載
    最新のテクノロジーで見逃しを防ぐ
  4. ピロリ菌迅速検査
    その場で結果を確認し、治療へ

よくある症状と適応

次のような症状やご不安がある方は、胃カメラ検査がすすめられます:

  • 胸やけ・胃もたれ
     → 食道炎や逆流性食道炎の可能性があります
  • みぞおちの痛み・違和感
     → 胃潰瘍・十二指腸潰瘍の兆候かもしれません
  • 黒っぽい便が出た
     → 上部消化管からの出血の可能性があります
  • 慢性的な吐き気・食欲不振
     → 胃がん・胃炎などの早期発見につながります
  • ピロリ菌陽性と言われた
     → 胃がんリスクが高まるため、検査と除菌治療が必要です
  • 家族に胃がんの人がいる
     → 胃がんのリスクが高くなるため、定期的な検査がおすすめです
  • 健診で異常を指摘された(バリウム・便潜血など)
     → 詳細な評価のために胃カメラが必要になります

検査の流れ

  1. 前日〜当日の準備

    食事:検査の6時間前から絶食でお越しください。
    水・お茶など透明な飲み物は1時間前までOKです。

    お薬:事前の指示に従ってください。特に血をさらさらにする薬(抗血栓薬)・糖尿病薬は医師との相談が必要です。

    服装:締め付けの少ない服でお越しください。義歯・アクセサリーは外していただくことがあります。

  2. 来院〜前処置

    受付後、体調を確認します。
    消泡剤(胃の泡を減らす薬)を内服していただきます。
    検査方法に合わせて局所麻酔を行います。
    ・経鼻:鼻に麻酔ジェル
    ・経口:のどに麻酔ジェル・スプレー

    ご希望により鎮静剤を投与するための血管確保を行います。

  3. 検査(観察〜必要に応じ処置)

    ご希望により鎮静剤を血管から投与して寝ていただきます。
    細径スコープを鼻または口から挿入します。検査時間は5〜10分が目安です。
    ゆっくり鼻呼吸を意識してください。スタッフが声かけしながら進めます。
    必要に応じて組織検査(生検)やピロリ菌迅速検査を行います。

  4. 検査後

    鎮静なし:のどの麻酔が切れたら(目安1時間)飲食再開できます。
    鎮静あり:しばらく回復スペースで休憩していただきます。当日の車・バイク・自転車の運転は不可です。

    結果説明:撮影画像をお見せしながら検査当日に説明します。生検結果は約1週間後にご案内します。

  5. 所要時間の目安(再診胃カメラ 来院〜ご帰宅)

    鎮静なし:30〜60分
    鎮静あり:60〜90分(回復時間を含む)

不安やご希望(経鼻/経口・鎮静の有無など)は、当日遠慮なくお伝えください。
事前の準備や中止すべきお薬について迷ったら、いつでもご相談を。

費用の目安

項目 概算(3割負担) 備考
胃カメラ(観察のみ) 約4,000円 生検なし。
胃カメラ+生検(病理検査込み) 7000〜10,000円前後 ※病変数で増減します。

検査後の注意点

検査後は以下の点にご注意ください。安心してお過ごしいただくために、必ずお守りください。

  • 飲食の再開について
     → のどの麻酔が完全に切れるまで(通常1時間程度)は、飲食を控えてください。早く飲食すると誤ってむせたり、誤嚥する恐れがあります。
  • 鎮静剤を使用した方へ
     → 鎮静剤の影響で、検査後もしばらく眠気や判断力の低下が続くことがあります。当日の車・バイク・自転車の運転は禁止しています。公共交通機関やご家族の送迎をご利用ください。
  • 生検を行った方へ
     → 長時間の入浴や激しい運動は避けてください。シャワー程度であれば問題ありません。体調に不安がある場合は無理をせず、早めに休みましょう。
    ※生検をしていない場合は、通常通りの生活に戻っていただいて構いません。

FAQ

鼻からの胃カメラと口からの胃カメラ、どちらが楽ですか?

当院ではいずれの方法でも同じ細径スコープを使用しており、検査の負担に大きな差はありません。鼻からの挿入(経鼻内視鏡)は、検査中でも会話しやすく、嘔吐反射(オエッとなる感じ)が起こりにくい点がメリットです。
ただし、鼻腔が細い方ではスコープが通る際に鼻の痛みや少量の鼻出血が起こることがあります。どちらの方法が適しているかは、当日の状態を見て医師と相談のうえ決めていきますので、ご安心ください。

鎮静剤を使っても眠れないことはありますか?

鎮静剤は不安や緊張を和らげると同時に、眠気を誘う作用を持つ薬です。多くの方は検査中に うとうと — あるいはぐっすり眠り、「気づいたら終わっていた」と感じられます。ただし効き方には個人差があり、完全に眠らずに検査を終える場合もありますが、その場合でも痛みや嘔吐反射は大幅に軽減されますのでご安心ください。

検査自体はどのくらいの時間がかかりますか?

実際に胃カメラが体の中に入っている時間は5〜10分程度です。鎮静剤を使用した場合は、前後の準備や回復を含めて全体で1時間前後かかることがあります。

ピロリ菌が陰性でも胃カメラは定期的に受けるべきですか?

はい、ピロリ菌がいなくても胃がんのリスクはゼロではありません。特に胃の不調がある方や、ご家族に胃がんの既往がある方は定期的な検査をおすすめします。
なお胃カメラは胃だけでなく食道や十二指腸も同時に観察できるため、これらの臓器のがんや潰瘍、ポリープなども一度にチェックできる有用な検査です。

当日は飲食を何時間前まで控える必要がありますか?

胃の中をきれいにするため、検査の6時間前からは食事を控えてください。水やお茶などの透明な飲み物は、検査の1時間前までであれば飲んでいただけます。

検査後すぐに食事はできますか?

鎮静剤を使用しなかった場合、検査から1時間後を目安に飲食可能です。鎮静剤を使用した場合は、医師の判断により回復を確認してから飲食してください。

検査後にすぐ仕事や予定を入れても大丈夫ですか?

鎮静剤を使用した場合は当日の運転や重要な仕事は避けてください。使用しなかった場合でも、まれに体調がすぐれないことがあるため、余裕をもった予定をおすすめします。

胃カメラで何がわかるのですか?

食道・胃・十二指腸の粘膜を直接観察できるため、がん、潰瘍、ポリープ、逆流性食道炎などの病気を発見できます。また、必要に応じて組織を採取して精密検査(生検)も可能です。

胃カメラが怖い・不安な場合はどうすればよいですか?

鎮静剤を使うことで、検査中の不快感を大きく和らげることができます。ご不安な点がありましたら遠慮なくお尋ねください。

保険は適用されますか?自費になる場合は?

胃の不調など医師が必要と判断した場合は保険適用されます。症状がない場合でも「がん検診目的」などで自費での受診も可能です。詳細はお問い合わせください。

 

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