鎮静剤
鎮静剤(静脈麻酔)で快適な内視鏡体験を
当院では 胃カメラ・大腸カメラの両方で鎮静剤を標準オプションとしてご用意し、
「眠っている間に検査が終わる」快適さと安全性を両立しています。
1.効果的で回復が早い薬剤
腕の静脈から鎮静薬を点滴し、眠くてリラックスした状態で検査を受けられる方法です。全身麻酔とは違い自分で呼吸でき、医師の呼びかけにも反応できるため安全性が高く、薬が切れれば20~30分ほどでほぼ普段の意識に戻ります。痛みや不安を大きく軽減できるのが特長です。患者さまの年齢・体格・基礎疾患に合わせて最適な量を調整します。
2.徹底した安全管理
検査中は指先に挟む酸素モニター(SpO₂モニター)と血圧計でバイタルをリアルタイム監視。万一に備え、酸素投与・気道確保器具を常備し、日本消化器内視鏡学会ガイドラインに沿った体制を敷いています。
3. 専用リカバリースペース完備
検査後はストレッチャーのまま、カーテンで仕切られたリカバリーベッドへ移動してお休みいただきます。必要な方にはSpO₂モニターを装着し、すぐ横のモニタリングデスクで看護師が数値をリアルタイムに確認します。一般のクリニックでは検査後にここまでの見守りを行わない場合も多い中、当院は安全を最優先。バイタルサインと意識状態をチェックし、歩行・飲水に問題がないことを確かめてからご帰宅いただきます。
よくあるご質問(抜粋)
鎮静剤を使っても眠れないことはありますか?
個人差はありますが、多くの方がうとうと、またはぐっすり眠った状態で検査を終えます。完全に眠らない場合でも、痛みや吐き気は大幅に抑えられます。
鎮静剤を使えないケースはありますか?
重度の呼吸器疾患・心疾患、過去に鎮静剤でアレルギーを起こした方などは医師と相談のうえ、量を調整または非鎮静で実施します。
費用は保険適用になりますか?
症状があり医師が必要と判断した場合は保険適用です。自費検査の場合は鎮静料が別途かかります。
鎮静の有無は 検査予約時や当日の問診で選択できます。
「内視鏡が怖い」「以前つらかった」という方はお気軽にご相談ください。