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子育てと仕事を両立できる環境をつくりたい

[2026.04.13]

こんにちは。
千里丘内視鏡クリニック院長の松村晋矢です。

今回は、少し医療から離れて、「子育て」「働くこと」についてお話ししたいと思います。

日本では少子高齢化が進んでいます。
健康寿命が延びること自体はとても喜ばしいことです。
それでも、なぜ少子化は止まらないのか――自分自身が子育てを経験するようになってから、その理由について考えることが増えました。

便利になったはずなのに、子育ては楽にならない

時代は進み、私たちの生活はどんどん効率化されています。
仕事も家事も、以前と比べればずっと便利になりました。

それなら子育ても、もっと楽になっているはずです。
しかし実際には、子育ては今も変わらず大変なままです。

その理由のひとつは、社会全体で子育てを支えるという仕組みが弱くなっていることではないかと感じています。

働きたいのに働けないという現実

医療業界では人手不足が問題になっています。
特に看護師不足は多くの医療機関で課題となっています。

一見すると「働きたい人がいない」と思われるかもしれません。
しかし実際には、働きたいのに働けない人が多いという現実があります。

子育てをしながら働くことは、本当に大変です。
子どもは突然熱を出しますし、急な呼び出しもあります。
朝や夕方の送り迎えは時間通りに行かなければなりませんし、長期休みの間は働けないこともあります。

延長保育を利用すれば働く時間は増えますが、その分保育料の負担も大きくなります。
結果として、働く意欲も能力もある人が、子育て中という理由で働くことを諦めざるを得ない状況が生まれています。

当院が目指す環境づくり

当院のミッションは、胃がん大腸がんで苦しむ人がいない未来を創ることです。
そのためには、子育て世代の方にも無理なく受診していただける環境が欠かせません。

そしてその前提として、まずはスタッフ自身が子育てしやすい環境を整えることが重要だと考えています。

たとえば、小さな取り組みではありますが、春休みなどで子どもを預けることが難しい場合、子どもを連れて出勤してもらうことを認めています。

もちろん、院内には体調のすぐれない患者さんや、不安を抱えて来院される方もいらっしゃいます。
そのため、子どもには「できるだけ静かに過ごすこと」の大切さを伝えています。

それでも、小さな子どもが長時間静かに過ごすことは簡単ではありません。
場合によっては、院内で子どもの声が聞こえることもあるかもしれません。

院長のわがままではありますが、こうした取り組みについて、温かく見守っていただけますと幸いです。

理想を掲げたのは良いものの、当院のバックヤードに子どもが過ごしやすい環境が十分に整っているわけではなく、まだまだ現実が追いついていない部分も多く、課題だらけです。
それでも、医療という枠を少しだけ越えて、社会に貢献できることがあればという思いで取り組んでいます。

社会全体で子育てをするということ

皆さまのご理解とご協力があってこそ、こうした取り組みは成り立ちます。
それはきっと、社会全体で子育てをするということにつながっていくのだと思います。

いつも本当にありがとうございます。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。


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