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大腸カメラ品質レポート(2026年1月)

更新日:2026年2月13日

大腸カメラは「受けやすさ・楽さ」だけでなく、きちんと観察できているか安全に受けられるかが大切です。
当院では検査の質を毎月ふり返り、できるだけ分かりやすい形で公開しています。

1. 患者さん向け:今月の4つの指標

大腸カメラ 全体検査数

38

(2026年1月)

腺腫発見率(ADR)

43.48%

将来がんに進展しうるポリープ(腺腫)が見つかった割合です。数値が高いほど内視鏡の質が高いと言えます。
日本のガイドラインに記載の推奨値:男性30%以上/女性20%以上

鋸歯状病変検出率(SSLDR)

21.74%

鋸歯状病変(SSLなど)が見つかった割合です。
目安(国内外で参照される基準の一例):6%以上

盲腸到達率(CIR)

100.00%

大腸の一番奥(盲腸)まで到達できた割合です。
目安(国内外で参照される基準の一例):95%以上

※ADR・SSLDRは「評価適応数(分母B)」を分母として算出しています。
※単月の数値は症例数や患者背景により変動します。目安としてご覧ください。

2. 累計データ(2025年9月〜2026年1月)

当院の大腸カメラ品質指標は、2025年9月から集計しています。
※合算は「分子・分母を合算して再計算」です。

累計:全体検査数

143

(分母Aの合算)

累計:ADR

54.7%

日本のガイドラインに記載の推奨値:男性30%以上/女性20%以上

累計:SSLDR

18.8%

目安(国内外で参照される基準の一例):6%以上

累計:盲腸到達率(CIR)

99.3%

目安(国内外で参照される基準の一例):95%以上

※参考:累計APC = 1.25(腺腫切除数80 ÷ 分母B 64)

3. 患者さん向け:安全性のまとめ(今月)

後出血:0件(0.00%)  鎮静関連有害事象:1件(2.63%)
今月は鎮静剤に関連した「アレルギー」を1件記録しています。
当院では検査中のモニタリングや検査後の確認を行い、再発防止のふり返りに活用しています。

※「率」は今月の全検査数(38件)を分母とした参考値です。

4. 医療従事者向け:全データ開示(2026年1月)

項目 補足
年月 2026/1 -
分母A(全検査数) 38 -
分母B(評価適応数) 23 -
腺腫発見件数 10 -
SSL発見件数 5 -
腺腫切除数 19 -
盲腸到達数 38 -
撤退時間条件達成数 38 撤退時間≧6分
前処置適正数 37 -
非腫瘍切除数 4 Inflammatory polyp 4
正常粘膜切除数 0 -
後出血数 0 -
鎮静剤関連有害事象数 1 アレルギー
ADR(腺腫発見率) 43.48% 10 / 23
SSLDR(鋸歯状病変検出率) 21.74% 5 / 23
APC(1件あたり腺腫数) 0.83 19 / 23
CIR(盲腸到達率) 100.00% 38 / 38
撤退時間≧6分達成率 100.00% 38 / 38
前処置適正率 97.37% 37 / 38
NNPR①(非腫瘍切除率) 17.39% 4 / 23
NNPR②(正常粘膜切除率) 0.00% 0 / 23
後出血率 0.00% 0 / 38
鎮静関連有害事象発生率 2.63% 1 / 38
平均年齢 49.7 -
指標の定義(簡易)

・分母A:当月に行った大腸カメラの総数。
・分母B:当院で定めた「評価適応数」(ADR/SSLDR/APC等の算出に使用)。
<当院の評価適応(分母B)の考え方>
45歳以上のスクリーニング、症状精査、サーベイランスを基本とし、便潜血(FIT)陽性・IBD・既知の腫瘍のフォロー・検査中止(全大腸観察不能)などは除外します。
・ADR:腺腫を1つ以上検出した検査の割合。
・SSLDR:鋸歯状病変(SSLなど)を1つ以上検出した検査の割合。
・APC:腺腫切除数 ÷ 分母B。
・NNPR:切除のうち非腫瘍(または正常粘膜)であった割合(施設内管理指標)。
※各定義・除外基準は院内ルールに基づき、必要に応じて見直します。

5. ご予約・ご相談

下剤が不安、鎮静剤が心配、以前つらかった など、遠慮なくご相談ください。
検査は「受ける前の不安」からサポートします。

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監修
松村 晋矢 (医学博士・消化器病専門医・消化器内視鏡専門医/千里丘内視鏡クリニック院長)
執筆・編集
松村 晋矢
免責
本ページは一般向けの説明です。症状や背景により必要な検査・対応は異なります。体調に不安が続く場合は当院消化器内外来へ、緊急時は119へご連絡ください
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